Hinke Sostenuto
Hinkeです。私の大好きなエチュード!オーボエを始めたばかりのかたにおすすめしている一冊です!
梅原さんエチュードは、基礎の指使いとか嫌な音の運びを集中的にやったり、とトレーニング目的のエチュードですが。
Hinkeは、そこもふまえつつではありますがかなり音楽的。メロディックなエチュードなので、歌うことを重点的に考えていきたいと思います。
最初から♭一つついてるヘ長調からはじまりますが、どうせ覚えなきゃいけない指シ♭!
どんどんやっていきましょう♪
このエチュードの最初に書いてあるのの特徴的なところは、
〇=息をはくところ
′ =息をすうところ
の記号が使われているところです。記号に則って呼吸をとる練習もしてみましょう。
オーボエ演奏にとって、「息をはく」行為はとても必要なテクニックです。
(私は、それを取得しないままだったので、かなり苦労しました。まさかHinkeの一番最初で習えるとは。。。)
日本語訳つきの本を持っている方は、ぜひ注意書きもよく読んで譜読みをしてください。
外国出版の本を持っている方は、レッスンで何が書いてあるのか訳しますので、解説忘れてたら聞いてください!
Sostenuto1番 ソステヌート(音をたっぷりと保つ、次の音に間をあけないようにたっぷり伸ばす)
ヘ長調(F-Dur)のエチュードです。♭がシについています。
シ♭やドからレに行くのに、押さえる指が増える分空気の抵抗が変わるので、息を多めに入れてください。
一回目は悪い例(別に悪い例を吹きたかったわけではないのですが)
二回目はうまくいっています。
Ⅰ音Ⅰ音、よく響かせて元気で健康的な音で吹きます!
2番
変ロ長調(B Dur)のエチュードです.
フラットがシとミについています。
1番より長いエチュードで、ミの♭がなかなか押さえにくいかもしれませんが、
早く押さえる感覚を覚えていきましょう。覚えてしまえば私のもの!です。
難しいと感じたところだけ取り出して細かく練習して下さい。
なかなか、レの指(右手薬指)やソの指(左手薬指)がうまく押さえられなくて、変な音がでてしまう!そんな方は必ず、鏡の前で練習してみてください。
感覚をつかむのが一番です!
3番
ヘ長調です。音階練習のようなエチュードです。
また少し長くなっていますので、大変ですが、
しっかりと音を最後まで鳴らすように息をコントロールしてふきます。
ソステヌート(音をたっぷりと保つ、次の音に間をあけないようにたっぷり伸ばす)するには、指と舌の動きが同じでないといけません。
中盤あたりで、舌がつくのが弱すぎてつけてない悪い例がみれます。すぐやめているところです。
(意識して悪い例を吹きたかったわけではないのですが←しつこい!)
意識して、指と舌を一緒にメトロノームに合わせて動かしてみます。
4番
変ロ長調(B-dur)再び。
今回はファの変え指を使う箇所が出てきます。
私は画像では、左手小指をつかうファの変え指をつかっていますが、
フォークでもかまいません。両方ともバージョンを変えて練習してみてください。今回はフォークとか今回は左手小指!とか
素朴なメロディーですね!Hinkeエチュード!
歌詞がついてそうな、どこかで小さな子が歌っていそうな感じです。
ぜひ、楽しんで練習して下さい!
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